頑張りが返ってくる
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亘理町 施設いちご 独立自営就農
〈プロフィール〉
加藤 雅庸(かとう まさのぶ)さん
出 身:福島県新地
年 齢:37歳
就農時期:2020年
就 農 地:亘理町
福島県新地出身。転職をきっかけに農業を仕事に。数年間山元町のいちごを栽培する農業法人にて勤務した後、独立自営就農。独立と同時に、夫婦でいちご農家へ。
〈プロフィール〉
加藤 雅庸(かとう まさのぶ)さん
出 身:福島県新地
年 齢:37歳
就農時期:2020年
就 農 地:亘理町
福島県新地出身。転職をきっかけに農業を仕事に。数年間山元町のいちごを栽培する農業法人にて勤務した後、独立自営就農。独立と同時に、夫婦でいちご農家へ。
転職を機に農業を仕事に!雇用就農を経て夫婦でいちご農家へ
加藤さんは、非農家出身で前職は山元町内で工場に勤めていました。工場の都合により、転職を検討していたところ、知人からいちご栽培を勧められ、山元町内の農業法人に雇用就農することを決意しました。
農業法人には8年間勤務し、いちごの栽培技術の他、経営のポイント、雇用の仕方等を学んだそうです。その後空きハウスの紹介を受けて亘理町に拠点を移し、独立自営就農しました。現在は妻の詩織さんとともに、農業経営を行っており、詩織さんは作業補助・経理を担当されています。
農業法人には8年間勤務し、いちごの栽培技術の他、経営のポイント、雇用の仕方等を学んだそうです。その後空きハウスの紹介を受けて亘理町に拠点を移し、独立自営就農しました。現在は妻の詩織さんとともに、農業経営を行っており、詩織さんは作業補助・経理を担当されています。
活用支援制度 :経営開始資金
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現在は、27a規模のパイプハウス(16棟)にて、いちご(全量にこにこベリー)を栽培しており、繁忙期にはパートを雇用し、作業効率を図っています。
独立に向けては、雇用就農時の作業内容と変わらなかったため、不安はなかったそうです。独立2年目に、天候等の理由により、開花時期・収穫時期がずれ込んでしまい、収量が低下、生活費も不安定となった時期もあったそうですが、3年目以降、品種の見直しを行い、収量が安定したと言います。
引き続き気候変動のリスク対応をしながら、品質・収量の安定化を図っていきたいと加藤さんは言います。また、常に「効率的な働き方」と「時給を高くする」という目標を持ちつつ、労働力をしっかり確保し、自由な時間を持てるように努めたいとのことです。
新規就農する際のポイントとして、「品目問わず独立自営就農するにあたり1・2年の研修だけでは足らないと感じており、雇用就農で農業が自分に合っているかどうか見極める期間も含め、ある程度の実務経験を経て、独立につなげる方向を勧めたい」と加藤さんは言います。また、農業改良普及センターからのアドバイスから最低限生活費は2年分の資金を確保し、少しでも営農開始後の不安が少なくなるよう準備を進めて欲しいとのことでした。
独立に向けては、雇用就農時の作業内容と変わらなかったため、不安はなかったそうです。独立2年目に、天候等の理由により、開花時期・収穫時期がずれ込んでしまい、収量が低下、生活費も不安定となった時期もあったそうですが、3年目以降、品種の見直しを行い、収量が安定したと言います。
引き続き気候変動のリスク対応をしながら、品質・収量の安定化を図っていきたいと加藤さんは言います。また、常に「効率的な働き方」と「時給を高くする」という目標を持ちつつ、労働力をしっかり確保し、自由な時間を持てるように努めたいとのことです。
新規就農する際のポイントとして、「品目問わず独立自営就農するにあたり1・2年の研修だけでは足らないと感じており、雇用就農で農業が自分に合っているかどうか見極める期間も含め、ある程度の実務経験を経て、独立につなげる方向を勧めたい」と加藤さんは言います。また、農業改良普及センターからのアドバイスから最低限生活費は2年分の資金を確保し、少しでも営農開始後の不安が少なくなるよう準備を進めて欲しいとのことでした。