先輩就農者の声 11

雇用就農での経験が独立への近道になる

 東松島市   施設園芸     独立自営就農 

<プロフィール>
津田 優菜(つだ ゆうな)さん
出  身: 宮城県石巻市
年  齢:30歳
就農年月:2020年5月
就 農 地  :東松島市

前職では建設業に従事。数年間、株式会社イグナルファームにてきゅうりやミニトマトの栽培に携わり、その後東松島市内にて独立自営就農。

震災後のニュースが人生の転機に

津田さんは、非農家出身で前職では建設現場で働いており、当初は農業に興味を持っていなかったそうです。転機になったのは、東日本大震災後の復興を伝えるテレビニュースでした。若手農業者が集まる「株式会社イグナルファーム」の特集を目にし、その姿に強く惹かれたと言います。「自分も農業に挑戦したい」と決意した津田さんは、同社の求人に応募しました。
 
株式会社イグナルファームでは、きゅうりやミニトマトの生産に携わりました。最終的にはミニトマトの生産部門の農場長として5年間にわたり、現場の管理運営に務め、令和2年5月、東松島市内で独立自営就農を果たしました。独立にあたっては、地元の地権者への粘り強い交渉や関係機関の協力により、ゼロから農地を確保するという苦労もありながら、一つ一つ壁を乗り越えました。


 活用支援制度 :経営開始金、東松島市新規就農支援事業、青年等就農資金


現在は、20aの鉄骨ハウスでミニトマトの施設栽培を行い、パート・アルバイトを各1名雇用し運営しています。独立直後は、天候による収量の変動や労働力不足といった課題に直面したと言います。常に「なぜそうなったのか」を考えて自ら調べ、解決策を導き出す姿勢を大切にしているそうです。今後は、施設野菜以外にも露地野菜の安定した生産にも挑戦し、将来的には法人化を視野に若手農業者の育成に力を入れ、地域農業の活性化に貢献することを目指しています。

就農希望者の皆さんへアドバイス

「農業は自分の努力が収入に直結する非常にやりがいのある仕事です。失敗することもありますが、常に解決策を考え、何事にも疑問を持って自ら調べ、挑戦し続ける姿勢が必要です。また、初めから独立するのではなく、まずは雇用就農での経験を通じて、農業が自分に向いているか見極める期間を設けることをおすすめします。現場の実務をある程度経験しておくと、その後のスムーズな独立につながると思います。」とアドバイスを頂きました。
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