先輩就農者の声 12

異業種から「憧れの農業」へ

 東松島市   施設園芸    雇用就農 

<プロフィール>
千葉 紀幸(ちば のりゆき)さん
出  身: 宮城県松島町
年  齢:34歳
就農年月:2019年
就 農 先  :株式会社イグナルファーム

前職は林業関係に従事。元々農業に興味を持っていたことから、株式会社イグナルファームの求人に応募。ミニトマトの生産部門を経て、現在はきゅうりの生産部門を担当。 

就農後の苦労と従業員に求めること

宮城県東松島市にある「株式会社イグナルファーム」(以下、イグナルファームと記載)は、いちご140a、きゅうり100aと広大な経営面積を誇り、環境制御システムの導入により高い生産性を実現している施設園芸の農業法人です。役員・社員・パート・外国人実習生を合わせ49名で構成されています。

 千葉さんは、非農家出身で前職は林業関係の仕事に従事していましたが、以前から花の栽培などに興味があり、「いつかは農業に取り組みたい」という想いを抱いていました。令和元年、その想いを形にするべくイグナルファームの求人に応募し、ミニトマトの生産部門を経て、現在はきゅうりの生産部門を担当し、日々栽培技術の向上に励んでいます。

 農業の道に入って痛感したのは、「マニュアル通りにはいかない」という現実です。農業は気象条件や管理状況によって収穫量が大きく左右されるので、毎年同様の管理とはいかないことが、一番難しいと千葉さんは言います。


イグナルファームでは、野菜を生産することだけではなく、経営感覚も求められています。阿部代表からは「自身の長所を活かして仕事をしてもらっている。従業員全員が数字を意識して、年収1,000万円を目指して頑張ってほしい」という熱い期待が寄せられています。「農業を仕事にする」ことは、単なる田舎暮らしの延長ではなく、自分自身との約束を果たせる「志」が必要であることを従業員に向けてメッセージを送ります。

 イグナルファームでは、これまで多くの先輩たちが独立自営就農を果たしており、その姿を見て千葉さんも将来的な独立を視野に入れています。「失敗を恐れずに挑戦する」という姿勢を大切に、自身の目標に向かって一歩ずつ進んでいます。

就農希望者の皆さんへアドバイス

「正解が分からない世界ですが、数多くの失敗を経験する中で自分の目標が出来た時、やりがいを非常に感じます。失敗を恐れずに、農業に挑戦してほしいです。まずは雇用就農で自身の適正を見極めつつ、安定した収入を得ながら技術を身につけた上で独立自営就農を目指す方向を勧めたいです。」とアドバイスを頂きました。
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